お産入院記録

☆お産当日☆
2006年2月5日(日)・・・産後0日
分娩後、助産師さんがパックジュースをくれた。
かなり喉が渇いていたので一気に飲んでしまいました。無痛分娩では麻酔を使うため、
麻酔後は水分とか取れなかったのです。
LDRでの休息後、分娩着から持参のパジャマへ着替え助産師さんに支えられながら病室へ移動。
お産当日はゆっくり体を休める、と言うことで赤ちゃんは新生児室にてお預かりです。
産院によってはお産当日から母子同質、という所もあるようですね。
10時過ぎには主人も一旦家へ帰り、休息をとりました。なにせ二人して徹夜でしたからねー。
12時にはお昼ご飯だったけど、胃痛があり食べられず。看護師さんから頂いた胃薬も吐いてしまい、
先生の判断の結果、痛み止めの注射を打つことに。これでやっと落ち着いて眠ることが出来ました。
お陰で18時の夕食はペロリと平らげました。この日の夕食、実に34時間ぶりにまともに食べました。
ココの産院の食事、おいしい! 扁桃炎で手術した時の病院とはエライ違い(^^)
夕方には再び主人が来てくれたので、一緒に新生児室へ赤ちゃんを見に行きました。
力強く泣いていました。この子がお腹の中にいたんだなぁ、と思うとなんとも表現しがたい気持ちが
湧いてきました。嬉しい、感動が入り混じった何ともいえない気持ち・・・。




2006年2月6日(月)・・・産後1日

今日から母子同室。緊張する。
沐浴は病院側がしてくれるので沐浴後の10時半ごろに赤ちゃんが病室に来ました。
直後に主人も来てくれて、初めて親子3人が揃いました。
看護師さんに『12時ごろミルクの時間ですから、その時にミルクの作り方やオムツ替えを
教えますね。』と言われる。
しかし11時過ぎには赤ちゃんが号泣しだし、新米両親の私たちはオロオロ。
オムツ見たら何か真っ黒いウ○チしていたので、ナースコールで看護師さんを呼び、
オムツ替えを教えてもらいました。
主人も一緒の時に教えてもらえてよかった。初めてミルクを飲ませました。
まだ胸は張りもせず、母乳がでるか不安。
なぜなら、私の母は3人産んだけど1回も母乳を飲ませたことなかったんです。そう。出なかったんです。

この日は昼過ぎから時々お腹の痛みがあり、お腹にガスが溜まっているのかな?と思ったけど夕食時には
我慢できない痛みとなりました。
便秘のせいだと思っていた私は、トイレに数十分こもっていましたが全くダメ。
ベッドに横になっても、陣痛よりも強い痛みが波の様に襲い掛かります。絶叫しそうになり、
主人もビックリして看護師さんを呼んでくれました。
どうも、後陣痛だったようです。鎮痛剤のボルタレンを飲み、30分位してようやく落ち着きました。
主人、この日は心配して病室に泊まってくれました。
赤ちゃんは残念ながら、新生児室へお預かりとなりました。



2006年2月7日(火)・・・産後2日

この日は沐浴指導をうける。実際に赤ちゃんを入れての指導。なんとそこでうちの子を
使います、と言われた。裸にされ、ギャンギャン泣き叫ぶ娘(笑)
ちゃんと見ていたけど出来るかなー。退院後、しばらく実家に帰るけど、母が沐浴してくれるらしい。
 この日からウンチの色が黄色いバター状に変わった。胎便はもう出切ったみたい。
赤ちゃんに初めてオッパイを吸わせてみる。まだ何も出ないのだけど吸わせる事によって母乳が出るらしい。
一応は、ちゃんと吸ってくれました。
この日は生命保険会社の担当の方、高校時代の同級生、母の友人と千客万来。
それでもグッスリ眠り続ける娘。君はすごいよ(笑)
ミルク。。。40cc
左オッパイから透明の分泌液を確認する。



2006年2月8日(水)・・・産後3日

13時過ぎに絞ったオッパイを飲ませた後、先生が来て『赤ちゃんの聴力検査するからね。』と言った。
ここの産院では、希望者のみに赤ちゃんの聴力検査を行います。
新生児のうちに聴力の異常が分かれば、その後のトレーニングによって2歳くらいには
聞こえるようになるらしい。
検査結果は合格でした。
しかし、検査結果を持ってきた先生、私たち夫婦に『赤ちゃん、毛 濃いよね。産毛剃っておいたから』と突然言い出す。
検査用のパッドがおでこに張り付かず、産毛を剃ったらしい。
私も、『おでこの毛、濃いーなー。』と感じていたので、剃ったよと言われて『ああ、綺麗に剃ってくれたんだ』と
感謝の気持ちすら出てきていたのですが・・・。
戻ってきた娘のおでこを見ると、おでこの真ん中だけパッドの形に剃られており、ちょっとイケテナイ状態になってました(笑)
 この日、ミルクを飲ませた後、ゲップを出させようとして赤ちゃんを抱えた瞬間・・・。
『グキッ』
と手首から嫌な音が・・・。
昨年末から痛めていた両手首腱鞘炎。赤ちゃんを抱えた時にムリがかかったようです。
痛いのなんの。幸い今日は主人が病院に来てくれたので、オムツ替えもミルクもゲップ出しも
お願いしました(; ̄ー ̄A アセアセ
 そして夕方からはぐずりが始まり、何やっても泣き止まない。その内同じフロアー中に響くような
大声で泣き出してしまい、夫婦共々困り果て、赤ちゃんを連れてナースステーションに行った。
看護師さんに『何やっても泣き止まないんです。どうしたらいいですかーーー???』
そしたら看護師さん、オムツチェックして(気付かなかったけどオシッコしてた)、抱っこして
優しく語りかけ。するとピッタリと泣き止んだ娘。
さいがはプロだ、と感心する私たちでした。
この日の夜は私の手首の事もあり、赤ちゃんをナースステーションに預けました。
この日は以前勤務していた会社の同僚がお見舞いに来てくれた。カワイイ服や離乳食キット頂きました♪
ミルク・・・80ccに増える。
右オッパイから透明の分泌液を確認する


2006年2月9日(木)・・・産後4日

午前中に沐浴を済ませた娘が病室に戻ってくる。
私は産後、足のむくみがひどく、象の足状態でしたが、処方された薬を
飲み、足枕を使っていたら大分改善されました。
『おお、私の足首ってこんなだったかしら???』ってくらい(笑)
この日、自分でもはっきり分かるくらい胸が張ってきた。
そして透明な分泌液も出てくるようになりました。
母には
『あっらー。オッパイどうしたの?いつもよりデカイわ。
何だか外国の巨乳タレント特集のようなオッパイね。』
と言われた。
何という例えじゃ・・・。
母乳、ちゃんと出てくれるかもしれない、と期待する。
夜には会社の上司が赤ちゃんの顔を見に来てくれました。
独身ですが、子供好きらしく『カワイイ』を連発していました。



2006年2月10日(金)・・・産後5日

実は前日の夜はオッパイがヒリヒリするほど張ってカチカチに硬く、熱も持ってました。
お陰でほとんど熟睡できず。
オッパイガ痛くて寝返りが出来ないんです。こんな風になるのかと驚きました。
朝、看護師さんにそのことを言ったら『後でオッパイ見せてくださいね。』と言われる。
見てもらった後、『もう母乳出来てますよ。後で搾乳しましょうね。』と言われドキドキ。
やっと『初乳』を我が子に飲ませられるんだ。
 主人が病室にてまず驚いたのが、やはり私の胸の異常な張り具合。
パジャマ着ててもハッキリと違いが分かるぐらいだったみたい。
そして看護師さんによる搾乳が始まりました。
なんつー痛さ。おまけに絞っても絞っても『まだ出ますから』と看護師さん。
延々と乳首を30分間もグイグイとつままれ、初搾乳で80ccも出ちゃいました。
それでも『まだまだ中に母乳溜まっているけど、絞りすぎると乳首切れちゃうから』といって
そこで初搾乳は終わりました。
 本では『初乳はにじみ出る程度』とありましたが私は大量に出ておりました。。。
どうりで昨日の夜、シャワーの時に下向いたらポタポタオッパイから垂れてくるはずだわ(笑)
娘に直接オッパイを吸わせてみたけど、オッパイガ張りすぎて乳首が埋まってしまい、すえませんでした(泣)
哺乳瓶に慣れた娘は、断固としてオッパイ拒否。顔をブンブンと振って嫌がる始末。
私は娘が顔をブンブン振るので、ほっぺでオッパイぶたれる(爆)
看護師さんより、乳頭保護器を渡される。これは乳頭が切れた、乳首が出ずに赤ちゃんがオッパイ吸えない時に
使うものらしい。こんなものがあったんだ。



2006年2月11日(土)・・・産後6日 退院日

産院から借りた手動搾乳機で朝80cc搾乳し、飲ませる。看護師さんに『哺乳測定しましょう』と言われた。
赤ちゃんがどのくらい母乳を飲めているか量るらしい。
相変わらず乳頭が埋まったままなので、保護器をつけて飲ませようとするが昨日と同じ、
物凄い嫌がり様。しまいには癇癪を起こしてしまい手のつけられない状態(; ̄ー ̄A アセアセ
しまいには看護師さんのほうから『あーらら。癇癪起こしちゃった。今日はもうムリですね。』
といわれ、測定失敗となりました。
この後ミルク飲んで満足げに寝てました。
午後に退院するので、主人と母が迎えに来た。
看護師さんに見送られ、産院を後にする。 暫くは産院に通うことないんだな、と思うと不思議な感じ。
初めてのチャイルドシートに乗った娘は、ちょっと苦しそうにしながらも眠ってました。
産院の帰り、私は今後の育児に必要なものを西松屋に買いに走る。
搾乳機は手首が痛いため、電動タイプを購入しました。
お宮参りくらいまでは実家で育児します。


続きは新生児記へ。